北海道 稚内・利尻・礼文 自転車&ハイキング旅行

  6日目 礼文島 久種湖~澄海岬~江戸屋山道~スコトン岬~久種湖

      自転車&歩き 37.4Km





あいにくの雨模様。「岬めぐりコース」と言うハイキングルートを歩く予定でしたけど車
道歩きも長く、強風と雨模様とあっては、半島も海も見えないただ殺風景の中を歩くのは
どうでしょう?。

自転車で移動し、ハイキングコース入口まで行ってみて、景色が見えるなら少し歩いてみ
ることにしよう。


澄海岬(すかいみさき)の断崖絶壁と奇岩に着いたけど、コバルトブルーの入り江は霧の
彼方。


 
澄海岬(すかいみさき)


 

 礼文島西海岸


でも、澄海岬駐車場の売店で休憩してから、南下していく道を行ってみると、8時間ハイ
キングコース入口、波しぶきのかかる道を過ぎ、行き止まりまで行くと、間近に荒々しい
波が打ち寄せ、この最北端の離島に本当の波が打ち寄せてきているように思えた。

 

左:貝柱のフライは300円  右:8時間コース入口


 
[拡大]  波しぶきのかかる道を過ぎ、



 行き止まりは荒涼とした風景が迫っていた


いったん上って下って、ゴロタ浜沿いの未舗装をスコトン岬方向へ進んで行くと、前方か
ら一人のハイカーが歩いて来て、「岬めぐりコース」をスコトン岬側から歩いて来たんだ
。ぼくなんか、ちょっと歩いただけで断念したけど、今日は濃霧と強風で不安だったろう
な。

誰にも会わなくて、と、コースのようすをいろいろ教えてくれた。天気が悪いと大変なス
リリングなコースみたい。波打ち際を歩いてみると穴あき貝発見。

 


再び、上って、礼文アツモリソウ群生地に来ると、厳重に閉められ、開放期間は5月19
日~6月16日とあり、とても短く、もし再訪できるなら次回は6月初旬がいいかな。

 礼文アツモリソウ群生地は閉鎖中


江戸屋山道に入ると、すごい風のままですけど、雨はしだいに止み、ゴロタ岬へのハイキ
ングコース入口(鮑古丹入口)に自転車を置いて、断崖絶壁上にあると言うゴロタ岬まで
は行きたい、と歩き始めた。

けど、強風と濃霧とぬかるみの悪天候のため途中でギブアップ。でも、花がたくさん咲き
、いい感じ。きっとゴロタ岬を目指せばレブンシオガマ、エゾノヨロイグサなど花散歩に
なるのでしょう。

 【マーカー】




スコトン岬



(江戸屋山道)



 トド島展望台



ゴロタ岬



(ゴロタ浜)





 ゴロタ岬へのハイキングコース入口(鮑古丹入口)

 



途中で断念でも花花花






ガードレールも電柱も無いスコトン岬への尾根沿いルート「江戸屋山道」は緑の丘陵
を行く天国への道のよう。

 江戸屋山道 


 

「江戸屋山道」は緑の丘陵を行く天国への道のよう。


 トド島展望台 沖合の「トド島」も霧の彼方。



スコトン岬も霧の中。荒涼とした、最北の地の感じの波がただ打ち寄せていた。 



 礼文島の最北端に位置するスコトン岬 海に突き出ていて最果ての風情


 


 

レストハウスで「快晴のスコトン岬映像」を見ながらパン&コヒーのお昼となりました。


久種湖まで戻ると雨は完全に上がり一安心、湖畔のキャンプ場から、「森林の丘」に登る
と船泊湾、金田ノ岬、久種湖など風景が見渡せやっとうれしい。

 

 久種湖


 

 左:久種湖ハイキングコースから少しだけ金田ノ岬方向が見えた 右:久種湖


久種湖湖畔にも花花



民宿海憧(かいどう)にチェックインすると、さっきゴロタ浜沿いの未舗装で会った人が
いて、部屋が隣、夕食の席も隣どうしと言うことで、海の幸を食べながら話し込んでしま
った。札幌の人で北海道の山々をたくさん歩いていて、いろいろ教えてくれた。30代ぐ
らいかな。

夕食後は、ここは以前はYHなので、この礼文島船泊ユースホステル時代のアルバムが何
冊も有って、コーヒーを飲みながらページをめくってしまったら、自分にもこんな懐かし
い青春時代が有ったなあなんて。家に帰って昔のガイドブックを開いてみたら船泊YHは
まだ載っていた。最近はYHは利用していないので、ユースホステル会員の有効期限の今
月(2017年7月)は更新しないことにしました。 

 民宿海憧(かいどう)

 家に帰って昔のガイドブックを開いてみた


最北の島であることをあらためて感じた岬めぐりでした。
 

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