ヴィーナスライン 2日目 霧ヶ峰高原
[2日目の歩いた道]
2日目は池のクルミ湿原と霧ケ峰高原を歩いて、高原散策を楽しむことにしました。
霧ケ峰高原の最高峰は車山ですが、ここからの高低差はわずか。日本100名山とし
ても有名な所。
まず、朝食前に、池のクルミ湿原を歩くと、薄茶色の湿原が広がっているだけだけ
ど、正面には蓼科山が見え、静かで、きれいな風景だった。多彩な花々が咲いてい
る季節の風景ばどんなんだろう。季節ごとに訪れたい風景と思う。
池のくるみ湿原と蓼科山
霧ヶ峰インターチェンジから霧ヶ峰自然研究路で車山に登り始めると、花は咲い
ていないけどのびやかに広がっている八島湿原の脇を通って行く、ヴィーナスライ
ンが見えた。明日はここを走るんだ。これから走っていく道の筋だ。うれしい風景
が広がっていた。
車山肩にはコロボックルヒュッテというすてきな山小屋がある。中に入ってみる
と、板張りのベランダがあって、いつか泊まってみたい個性派の山小屋だ。
広々した車山山頂には多くの観光客がいて、少しがっかりだけど、それでも周囲
にはみごとな展望が広がっていて、白樺湖、八ケ岳連峰が美しい。
蝶々深山からの八ヶ岳連峰
穏やかな霧ヶ峰の山並みを行くと、
物見石に着く。八島湿原がよく眺められる。
振り返ると八島湿原の上に車山があった。
八島湿原から戻り、霧ケ峰のグライダーの滑走路脇を通って宿に向かって南に下る
と、今までになく八ケ岳連峰がかっこいい。諏訪湖、南アルプスも正面に見えて今
日の最後にいい風景が待っていた。
南アルプスを眺めながら、この防火帯を下ると、すぐ池のくるみの宿に着く。
草原を吹く風が心地よかった。
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