津軽海峡の旅 函館・下北半島 8日目 青森夏泊半島「夏泊ほたてライン」

(脇野沢→夏泊半島「夏泊ほたてライン」→青森駅)


 トレンクル 55.3 km


食堂へ行くと、脇野沢ユースホステルオーナーから、「朝の有線放送で、今日の青森行き
高速旅客船”ポーラスター”は欠航と伝えていた。」と教えてくれた。そうか、仕方ない
昨日考えた通り、津軽半島の蟹田に渡って、竜飛崎方向へ少しサイクリングして、各駅列
車で青森へ向かおう。

朝食を食べていると、昨日の乗船券売り場の親切なおねえさんがYHまで訪ねてきて、「
青森行きは運行することになりました。」と、わざわざ急な変更を伝えに来てくれた。電
話ではなく、来てくださり、ありがとうございます。宿泊者はぼく一人だけなんですもの


オーナーの自転車が室内の縦置きスタンドに大切に保管されていた。疲労で動けなくなっ
たサイクリストを車で助けに行くことも有るそうです。

 

 左:脇野沢YHの玄関

 右:オーナーの愛車ロードバイク。オーナーいわく「右端のクロモリはいい」。

今日は仏ヶ浦観光は叶わなかったけど、青森へ渡れる事になって良かったです。その代わ
り、夏泊半島の「夏泊ほたてライン」を走ろう。 

今回から、かさばる輪行袋(写真の一番下のバッグ)を乗せるキャリアを付けたので、ザ
ックの中に少し余裕ができました。

 [拡大] 脇野沢港から鯛島


青森へ行く高速船「ポーラスター」の乗客は3人だけでした。鯛島を間近に見て、遠くに
津軽半島と下北半島の影を見ながら、高速船は陸奥湾の濃い海の色の中を進んで行く。




 青森市と下北半島を結ぶ高速船「ポーラスター」


 

 乗客は3人だけ  [右拡大] 鯛島 およげタイヤキくんみたい

青森港にはクルーズ客船が入港していて、高速船「ポーラスター」は直ぐに、脇野沢港へ
戻って行った。3人のために運行してくれたようなものです。

青森港のベイエリアは観光や買い物の見所がいっぱい、明日はこの海の街を散策してから
、東京へ戻ろう。




 青森港の高速船「ポーラスター」




 「ポーラスター」は直ぐに、脇野沢港へ戻って行った


 

 左:「八甲田丸」はまた明日来よう  右:青森駅


 

 夏泊ほたてライン





海を眺めながらひた走ると、養殖ホタテの水揚げで使用する青色の網を運ぶトラックが走
り、途中の漁港にも、この青色の網が積まれていて、まさに、ほたて海道ですね。

 ほたての養殖資材

 

 右:夏泊半島の先端、大島(夏泊崎)




 大島パーク駐車帯のウッドデッキから海をしばし眺めてから、


 椿山海岸から下北半島を見ながら南下

 白砂海岸





野辺地まで行く予定でしたけど、雨がパラパラしてきて、天気予報でも天気はあまり良く
ないようですし、清水川駅から輪行して青森へ戻ろう。青い森鉄道に乗ると「遠くに来た
な・・・」と思っちゃいました。


 青い森鉄道清水川駅








 輪行時はシートポストとハンドルを下げても、
 工具を入れたサドルバッグと輪行袋用キャリア
 は付けたままでいけます。 

 [拡大]


 青い森鉄道清水川駅 野辺地方面




 青森方面 通過中の八戸行き新型車両・青い森703系電車


青い森701系電車の側面には青い森鉄道ロゴマークと、その下にイメージキャラクター
がラッピングされ、後で調べたら「モーリー」くんと言うみたいです。



 

 

 青い森701系電車側面には

 青い森鉄道のロゴマークと「 モーリー」くん




 [拡大]



電車の窓を見渡せばもう雨。青森駅は本降りで、自転車を組み立てながら、傘をさして少
し遠いホテルまで歩かなきゃと思っていたら、駅前からずっとアーゲード商店街なんです
ね。傘は不要でした。

 

 青森駅 左:青い森鉄道の自販機にも「モーリー」くん

     右:駅前のアーケード商店街から





















 赤:高速旅客船”ポーラスター”

 青:トレンクル

 緑:青い森鉄道




前半は津軽半島を見ながら、後半は下北半島を見ながら、気持ちいい海岸線を走った。

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