小諸駅〜チェリーパークライン〜車坂峠 １８Ｋm
[１日目のルート]
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浅間山は、昨年 2001年7月、28年ぶりに登山規制が緩和され,火口からわずか 500
メートル離れているだけの、第二外輪山の前掛山まで行くことができるようになっ
た。やっと行けるようになった火口に近いここからの風景を是非眺めてみたい。
その登山口の1つである車坂峠からの眺めも素晴らしいという。標高約２０００ｍに
広がる高峰高原の池ノ平湿原も歩いてみたい。希望はふくらむばかりだ。
自転車PACIFIC18で出かけることにしました。
しなの鉄道小諸駅からいきなり登りが始まった。
上信越自動車道をくぐると、浅間山の雄大な噴煙が見えてきて、
旧ゲートを過ぎて、チェリーパークラインに入って行く。
浅間山荘への道を右に見送ると、たいへんな傾斜となった。
天狗温泉浅間山荘にもいつか泊まってみたいです。
乙女ループに来ると、車坂峠にある高峰高原ホテルが中央に見え、いい山並みに囲
まれてきた。今日は、本当にいい天気となったが、
下りは一切なく上りだけが続いていく峠への道だ。車坂峠は見えたのに、なかなか
上がっていかないすごい傾斜道だ。
さっきまでいた所が、だんだん点になっていく抜群の眺望がある。
ああ！中央アルプスの山並みが見える。佐久平を流れる千曲川が見えた。
浅間山麓に広がる車坂峠からの眺望には、思わず感嘆の声が出た。
車坂峠 １９６８m登山規制緩和の案内板
やっとたどり着いた車坂峠。りっぱな標識があり、登山規制緩和と登山の案内板が
あった。ここからは、浅間山は見えないが、青空があって、疲れがいやされる思い
だ。今日は、いい天気といい風景に恵まれた。
この峠への道はなんという傾斜だったんだろう。特に、中盤からの傾斜はものすご
くて、脚はヘタヘタになった。距離は短いのに。
明日の浅間山登山に不安を感じてしまうです。ぶらぶら高峰高原を歩き、夕暮れ時
の月と水ノ塔山を見ながら、高峰温泉から未舗装路をぶらぶら戻ってきた。
高峰温泉
水ノ塔山高峰高原ホテルまで戻ると、駐車場の前に広がっている佐久平方面の夕暮れ時の風
景がいい。街の灯りがきれいに広がって、いい夜景になってきた。再び、フロには
いると、かじかんだ手がジーンとして、今日の数々の風景が浮かんで、十分なよう
に思えた。もう明日は下るだけの帰りにしてもいいかもしれないと思い始めた。
いい道と、いい景色、それにいい勾配の車坂峠に参りました。
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