志賀草津 横手山1 


自転車 PACIFIC18で渋峠に来たときに、一歩、一歩、歩くようにこぎながら
ながめた峠までの風景は、とてもよかったです。けど、渋峠に着くと、さら
に上には、横手山の山頂が見えて、ここには宿泊もできる横手山頂ヒュッテ
というのがあるらしく、地図にも載っていて、山と高原地図には「朝夕は絶
景の一言」なんて書いてあるのです。「絶景の一言」なんてこりゃ、朝夕は
どんな風景が見渡せるのさ。朝夕は昼にも増してもっと格別の風景というこ
とかな?なんて、思ったりしていました。渋峠よりもっと上の横手山の山頂
から眺めると、そして、朝夕はどのような風景が広がっているのだろう。

日本一高い所にあるパン屋さんでもあるらしいこの山頂ヒュッテに泊まって
、このパンを味わいながら、朝夕の絶景を眺めることができればいいなあ。

渋峠から自転車で草津へ下るときにも、左下に見えた芳ヶ平は、荒涼とした
白根山と対比していて、まるでオアシスのように思えてさ、是非歩いてみた
いです。また浅間山から見えた本白根山も近いし、今度は浅間山を眺めるこ
とができるかもしれないです。

大沼池を経由して、横手山頂ヒュッテに泊まって、芳ケ平、白根山、本白根
山と歩きに行く事にしました。


1日目 大沼池〜四十八池〜横手山



湯田中駅から、バスで大沼池入り口まで行く。自転車PACIFIC18で上がった
志賀草津道路を、こうやってバスで通って行くと思い出す。

ここは立ちションしたところだ、・・ここでおにぎりを食べたっけ・・・。




大沼池入口バス停は、さわやかな高原の、ヒンヤリした空気の中にあり、



バス停から始まる一般車通行禁止の大沼池への林道はゆるい上りで、自転
車で走れたらさぞかしいいだろうなあ。なんて思っていると自転車がある
、と、その向こうには青く澄んだ湖面の大沼池があって、これはもう、な
んと申しますか、美しすぎて驚くばかりでした。

今日の空は真っ青だけど、それにも増してこんな透明なブルーの湖面があ
るのかいな。下の写真より、実際のほうがもっと青いと思うぐらいです。




自転車で来ていた人は、ビニールシートで風よけを作って、写生をしていて
、こんなところまで、絵を描きに自転車で来るなんて、すばらしいと思うば
かりでした。

林道はここで終わり、自転車でこれるのは大沼池のほんの入り口のここまで
で、正面から大沼池を見るにはやはり歩いてレストハウスまで行くことにな
ります。




正面に志賀山を見ながらの、ベンチに座ってのお昼はいい。こんなにいい志
賀高原があるなんて、ぼくは知らなかったです。ほれぼれするだけです。

レストハウスは、やっていなくて、昼を食べている内、だれも居なくなって
、もう静かな、澄んだ湖面と、その上に志賀山が広がっている。もう、どう
したらいいのか分からないわたくし。











・・・PH14.4という強い酸性のため魚
も住まず、このように澄んだ美しい水質を保
っています・・・















小沼が点在している四十八池まで来ると、(この写真の反対側に)志賀山が
正面に見えて、



 右に「のぞき」を見送ると横手山に向けて
 の最後の急な上りが始まるのだけど、まだ
 登山道には雪が残っていてびっくり。











時たま、志賀草津高原ルートが見えて


 

念願の2305mの横手山頂ヒュッテに着いた。


 

フロに入ってから、夕暮れの景色を眺めているわたくし。絶景の一言という
風景に、本当に会うことができて、ますます志賀高原が好きになりました。




下は暗いのに、窓からは夕日が差し込んで、食堂の中は紅く染まり、夕食は
始まった。

スープのふたにもなっているパンを味わいながら、夕日は沈んで行きました。


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