オーストリア 自転車旅行 2003.8.31〜9.30


南ドイツ フリードリヒスハーフェン 〜 オーストリア ウィーン



日目 9.7

ショッケエ 
 〜ホーホタンベルクパス 〜 レッヒ Lech

ディナーは宿によって変化があるけど、朝食はパンやチーズ、ハム、ソーセージ、また果
物や、シリアルなどの違いこそあれだいたい同じ。でもこの宿の朝のパンは温かくて、焼
きたてなんです。温かくてうまくて、でも、ゆで卵はいつもそうだけど専用の器に乗って
いるので、卵の上部に穴を開けてスプーンで上品に食べなければならないので、ぼくには
まだるっこくて、いっきに食べたくなるんです。

14%の勾配を上っていくと、
宿泊したショッケエ は、谷間にたたずむ小さ
な村。こういう所で暮らしているんだ。ぼくも暮らしてみたいけど、冬はどんな暮らしな
んだろう?なんて思いながら初めての14%勾配の舗装路を再び上がっていきます。


  宿泊したショッケエ 


途中から旧道に入ってみると、舗装路なのに勾配はさらにすごくなって、もう乗車できな
いです。リュックなどの荷物も重たくて、ペダルも重いけど、自転車ならではの牧歌的な
風景が広がっていて、本当に自転車でオーストリアに来てよかったです。






思いがけない所に宿があると、泊まってみたくなるのですけど、1ヶ月の旅行では叶わ
ないことだし、と思いながら上っていく。自転車ツーリングしている人はもういないん
です。ふと、孤独感になってしまうわたしだけど、次々と移り変わって行く山々の風景
に気を奪われて、また忘れて上っていくんです。





 ホーホクルムバッハHochkrumbach

 ホーホタンベルクパス

    

          ヴァルト Warth



 レッヒ Lech の町が見えてきました
 レッヒ Lech のメインストリート



レッヒ Lech では、明日、ハイキングをしよう。

2泊することにして、チェックインしてから、午後は隣の村 ツーク Zug の先までレッ
ヒ川に沿ったハーブの道をハイキングすると、レッヒ川の水は澄んでいて、渓谷が美しい
風景を織りなしています。上高地の梓川沿いを歩いているみたいです。

 レッヒ川沿いのハーブの道を行く


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