オーストリア 自転車旅行 2003.8.31〜9.30
南ドイツ フリードリヒスハーフェン 〜 オーストリア ウィーン
29日目 9.28
ウィーン4(美術史博物館〜ルートヴィヒ財団近代美術館MUMOK)
旅行最後の夜を迎える日になりました。新聞で今日の日付を確認すると、腕時計と同じで
あり、腕時計は正しく動いてくれていたんだと一安心ですけど、明日は帰国に間違いない。
最後の日は美術史博物館とルートヴィッヒ財団近代美術館MUMOKへ出かけて一日を過
ごしました。
美術史博物館では、背もたれのあるソファーに座って、本で見たことのある本物の絵を見
た。模写している人もいて、写真もOKなので、撮影しながらゆったり4時間が過ぎまし
た。
美術史博物館
バベルの塔
館内のカフェ
1階の彫刻美術フロア
でも、次に行ったルートヴィッヒ財団近代美術館MUMOKには、ピアノに有刺鉄線が
巻いてある作品や、目を覆いたくなるような作品があって、ぼくには合わなくて、お金
を返してほしいと思った。
美術館の外のマット状の展示には、横になり日光浴をしている人たちがいて、日光浴や
読書をしてのんびり過ごすバルコニアンは日本より多いみたいです。太陽に当たるのは
ほどほどがいいと思うぼくは、ウィーンで帽子をかぶったり、日傘をさしている観光客
はほとんどが日本人であることに気がついた。
美術館の外のマット状の展示
歩きなれたリンク内をもう一度歩いてから、ふたたびドナウ運河沿いの道を歩くと、ウ
ィーンに着いた日の自分を思い出した。
ルプレヒト教会
ドナウ運河
最後の夕食には、非常用として持ってきていたフリーズドライ食品を初めて一食食べた
。ホテルの部屋で、スーパーで買ってきたサラダも食べながら、TVから聞こえてくる
ドイツ語は、意味は分からないままですけど、いい響きと思った。
スーパーで果物を買うときは、自分で計量して値札を付けるという方式にも慣れたけど
、ウィーンでは買い物客に目を光らせていて、厳しくチェックしているのに驚きました
。観光客のいない小さな村の、店内用の買い物カゴが無いスーパーでは、お客は自分の
バックに品物を入れてレジをしていて、こんな平和な所がこの世にはまだ有るんだと、
感激していたから、観光客が多いウィーンとはそのギャップがあまりにも大きかった。
明日は朝から雨みたい。ウィーン空港まで自転車で行くつもりでいたけど、タクシーで
行くことに決めて、ビールを飲みながら、自転車を丁寧に梱包した。これで本当に自転
車に乗ることは終わりました。
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