オーストリア 自転車旅行 2003.8.31〜9.30
南ドイツ フリードリヒスハーフェン 〜 オーストリア ウィーン
24日目 9.23
メルク〜ヴァッハウ渓谷〜デュルンシュタイン〜クレムス
メルクMelkからクレムスKremsへの道はヴァッハウ渓谷という世界遺産の渓谷
の中をいく。この区間をゆっくりサイクリングして、美しき青きドナウの1日を過ごそう。
サイクリング道はぶどう畑を通り、小さな村々の古い石造りの家並みの間をつないでい
き、徒歩では距離が有りすぎるし、車では通れない、素朴な道だ。サイクリングロード
からは、古い教会や、古い城が見えた。
■ぶどう畑の中のサイクリング道
背中のかごに集めたぶどうをお辞儀をするようにして車へ移し替えていく収穫光景が見
えた。
サイクリングロード沿いにある無人販売所にはラベルの無いガラス瓶に入ったワインや
ぶどうがあって、ここでしか飲めないワインだけど、いくつかあった無人販売所なのに
、重そうで買わじまいになてしまった。
夜、宿に着いたらやはり飲んでみたくて、ここでしか飲めない限られたオーストリアの
ワインだったに違いない。
■サイクリングロード沿いの無人販売のワインやぶどう
■ワインの香りが漂う道だ
■たばこ屋
■サイクリングの人は意外に少ない
■ヴァッハウ渓谷
水色の塔が見えてきた。デュルンシュタインという町だ。背後の山にケーンリンガー城
跡が見え、昔の家並みの、小さなみやげ物屋、ワイン酒場、レストランのあるハウプト
通りを通っていく。
■デュルンシュタイン
町の中心にそびえる水色の塔の聖堂参事会修道院教会を見学してから、塔のテラスに出
た。ドナウ川畔の眺めはすばらしく、 あそこを走ってきたんだ。
■古い城のシュロスホテル・デュルンシュタインの近く
■このホテルのレストランのテラスと、ホテル前の駐車場からのドナウ川畔
■ハウプト通りはサイクリングロードの一つ
今日の宿泊地クレムスに着いた。宿では英語があまり通じず、部屋はあるけど、「小さ
なトラブル」も有るという。けど、途中で、英語での説明は諦められてしまいました。
部屋に案内されて判りました。トイレが共同というだけのことでした。
ドイツ語の宿帳も、ここはいままでと違った書式で勝手が違う。
「ここには何を書くの?」
英語で何と言うのか思い出せないみたいで、別の従業員に聞いてくれた。
「バースデイ」
なんだ。日本語化した英単語なのだけど、ここのドイツ語圏ではそうでもないみたい。
電子ロックキーの暗証番号を教えてもらって、古い倉庫なのに入り口だけは最新式のガ
レージに自転車を入れて、ワイン博物館やクレムス駅など、散策した。
■シュタイナー門
約41Kmの美しき青きドナウのサイクリングロードを通ってきて、ああ、今日
はいい自転車の旅をしたなあと思いました。
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