麦草峠と大弛峠
2日目 80km
松原湖(泊)―大蔵峠―大弛峠―塩山駅
大弛峠は、奥秩父の金峰山の肩を越えていく、前半ダートの山岳ルート。
大弛峠はまだ全面通行止めで、通行止めゲートの登山者用通路を通らせてもらいました。
標高1700mの水場を過ぎるとダートがはじまり、1800mになるとダートは荒れてきて、2000
mになると開通が間近いのに、たいへんな道でした。小径車ゆえ、砂地では車輪が埋まり、
ディレーラーは石に当たりくさりの通行止めゲートのある峠についたのは4時でした。峠
の駐車場には車も人もいなくて、寂しくなってきました。山梨県側もまだ通行止めだった
のです。
下りは舗装路。ゴトゴト、少し速くなってゴ、ゴ、ゴ、そしてスピードが出てくると、ト、
ト、トというタイヤ音を鳴らして下って行きました。
下り側にはゲートが3カ所。峠から塩山駅まで標高差2000mをもいっきに下ると言うのはそ
うあることではないので、感動でした。
長野県側の上りのダートは小径車では一度入ると進むのも、戻るのもたいへんな道でした。
松原湖(泊)からの八ヶ岳
快適な大蔵峠への道
独特な形をした屋根岩がある
通行止めゲートを過ぎると林道らしくなってた。
標高1700mにある水場。ここをすぎるといよいよダートが始まった。
この峠側の通行止めの看板を発見したときは、うれしかった。やっと、やっと着いたのです。
大弛峠
別世界を通り抜けてきたような感覚でした。
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