11.5
山寺は紅葉絵巻
山寺は、芭蕉の句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」で知られるところ。1100余段の
石段を上って、奥の院や五大堂へ行くと、鮮やかに染まったモミジやカエデが包む奇
怪な岩肌が見られ、朝もやの山寺の町も幻想的に見下ろせました。朝食前の約1時間
の散策を終えて、いよいよ自転車で二口峠へ。
つづら折りの道が美しい二口峠
今日は快晴。二口峠(ふたくちとうげ)へ上り初めて10分ほどして、振り返ると、
道のちょうど中央に、紅葉した山肌のなかに山寺が見えて、いい風景があった。通行
止めゲートを通過して、林の中の緩い上り坂を進んでいくと、これから上って行く道
が見えてきた。だんだんと上って来た道も見下ろせるようになって、くねくねとした
上ってきた道の全体像がみえるようになった。ここからの眺めは素敵です。憧れの二
口峠に到着だ。ここの通行止めゲートには、さらに1m大の岩5個ほどが道の中央に
置いてありゲートをぴったりとガードしている。鍵をこわしても車は、絶対に通さな
いということのようだ。ペダルをこいでだけ通過できるすばらしい路だった。峠から
は未舗装路となって、少しくだって旧二口峠、やがて、これから延々に下っていくダ
ート道がすばらしい眺めを作っているビューポイントになる。これから走って行くと
思うとわくわくです。県境近くにある大絶壁磐司岩(ばんじいわ)や、名取川の渓谷
をいく二口街道は自然が豊かな紅葉ロード。仙台駅に午後5:10到着しました。温
泉つなぎの秋色探訪350Kmの旅でした。
上ってきた舗装路
二口峠
県知事殿 道路を早く直して
旧二口峠
下って行く未舗装路
磐司岩
二口街道
仙台駅 PM5:10に着いた
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