2006.10.万座温泉2
万座峠〜上信スカイライン〜毛無峠〜破風岳
トレンクルで万座峠へ上がって行くと、上信スカイラインは車は少なくて快適な道だ。
万座峠
万座峠から七味温泉に下って行く山田入林道。道路崩壊箇所が見えた。
横手山、笠ケ岳を見ながら須坂方面との分岐点を左折すると毛無峠が見えてきた。
上信スカイライン
須坂、毛無峠の分岐点
毛無峠と破風岳。右が破風岳。
峠には木は無く荒涼とした所で、大きく展望が開け、真近に破風岳を見上げながら、トレ
ンクルを連れてこの山に登ってみたいと、お昼を食べながら考えていました。
毛無峠
通行止めの先は串硫黄鉱山跡へ荒れたダートの廃道が下っていく。遠くに浅間山。
やはり登ってみよう。トレンクルを担いで登山道を上がって行く。今まで走ってきた道や
、毛無峠からは今ひとつ見えにくかった小串硫黄鉱山跡もはっきりと見えてきて、山頂に
上がると、いい景色だ。西に目をやれば北アルプス、東に目をやれば廃道の荒れたダート
がつづら折りで串硫黄鉱山跡へ下っていく。登って良かった。トレンクルで良かった。
トレンクルを担いで破風岳へ 向こうに浅間山
廃道の荒れたダートがつづら折りで串硫黄鉱山跡へ下っていた
破風岳1999m 向こうは走ってきた道 [拡大]
分岐から須坂へ下り始めると、52Tのトレンクルは快適に下って行く。少し紅葉した山
々を真近に、遠くに北信五岳を見ながら快適に下って行く。カーブも多いけど直線部分も
長いのでついついスピードが上がり気味。
途中までは北信五岳を見ながら快適に下ってこれたのに。
52Tのトレンクルは快適に下ってきたのに。
湯峰展望広場を過ぎるとハンドルが振られてきて慌てて急ブレーキをかけたけどすぐには
止らず、転倒しそうになって、危なかった。前輪がパンクしていて、いつもは持っている
はずのスペアチューブも今日は無い。
トレンクル用を買ってなかったのは後悔するけど、パッチはあるし、初めてのトレンクル
のパンク修理には興味があったので、楽に直せると思っていた。
チューブは黒ではなく透明がかったグリーンの色なのにびっくり、そして変形しているの
でまたびっくり。もちのように膨らんでいるところが4箇所あって、側溝の水たまりに浸
けてみるとその膨らんでいる一つの先端から空気が漏れていて、他の3箇所も先端は薄く
なっているので、破れそうだ。パッチはうまく着かず2回やったけど完全には直せなかっ
た。
日が沈んで、バスが通っている道まではあと5Kmぐらいあるけど、諦めてトレンクルを
押して行こうとしたらさっきまで大丈夫だった後輪もへ込んでいるんです。後輪も同時に
パンクするなんて初めてのこと。変だなあ思うけど現実でした。
そもそも変形しているのはなぜだろうと思いながら暗くなった道を登山用ヘッドライトを
点けて下って行った。
牧というバス停に着きましたけど、あと5Km手前でパンクしていたら最終バスにも乗れ
なかったし、今日は良しとしよう。スピードが25Km/hぐらいの時のパンクでよかった
し、今日は怪我せずにすんだんだ。トレンクルは25Km/hぐらいまでにしておこうと思
った。
牧バス停
帰宅して後輪のチューブを丁寧に取り出すと、折れ曲がった状態で癒着していて、膨らま
せると盛り上がった先端からの空気漏れだった。両輪とも何かが刺さったでのパンクでは
なく、チューブが均一でなく折れ曲がって装着されていたところに、さらに下りの連続で
リムは触れない高温になっていたから、チューブの折り目が悲鳴をあげて膨れてしまった
んだ、と思った。
折れ曲がりは前輪に2箇所、後輪に1箇所
小径車トレンクル専用のグリーンのチューブは装着時に注意しないと折れ曲がりやすい盲
点があるみたいだ。工場での装着が下手でパンクは起きたんだとぼくは思った。
赤松の強化タイヤ、チューブに変えた。トレンクルの時は予備のチューブは2本持つこと
に決めた。
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