オランダ自転車旅行 【トレンクル】3日目 ヒートホールン(Giethoorn)


 ヒートホールン


美しい水の都「ヒートホールン (Giethoorn)」へ足を延ばした。アムステルダム中央駅へ
行くトラムは、自転車をそのまま乗せられるタイプのトラムだったので感激です。


アムステルダムのトラム(路面電車)乗車



駅の乗車券売機では現金は使えない(コインのみ可)のでクレジットカードで購入、この
乗車券は使い捨てなのに日本のスイカカードのようにタッチ読み取り機対応なんです。日
本の磁気カードは、一部の磁気乗車券対応の改札機を選んで、自転車を持ちながら乗車券
挿入口に入れ、また受けとるなんて面倒ですけど、ここでは一回のタッチだけでいい。IC
チップの内蔵の追加料金分だけ高いですけど。

単なる紙切のようなこのICチップが内蔵された切符を、帰国してから紙部分をはがしてみ
た。これで、駅の改札を通る際にスキャンできるんだ。

紙切れ乗車券の内部



駅内のトイレは有料で、支払いはタッチ対応カードかコインなので、トイレだけはSony
Bank WALLETはダメ、常にコインを持っている必要が有ります。そして清潔。

駅ホームにはブロンプトンの人がいて、列車に乗せる直前に折りたたんで、そのまま乗せ
ていて、別の駅でも同じようにしていたから、折りたたみ自転車なら輪行袋に入れず折り
たたむだけでいいみたい。

検札が来たけど、車掌は手持ちの読み取り機に乗車券をタッチすりだけ、速くて、正確。
日本なら、車掌は乗車券の文字を読んで判断し、さらに検印をするから大変、日本の新幹
線キップも旧式に思えてしまう。

もう、アナウンスも案内板もオランダ語だけなんですね。まったく理解不可。英語表記も
無いから全く理解できないぼくは外国人なんだと実感するだけです。

日本では英語とその他の言語をいっぱい表示をしているけど、そこまでしなくても、基本
は「日本語+英語」表示だけにしても旅行者はなんとかなっちゃうと思うけど。

ヒートホールンはアムスからは少し遠く、列車で向かうと乗車区間の一部がバス代行輸送
なので、ちょっと戸惑ってしまった。行き先の違う代行バスが数台並んでいて、再び列車
とバスを乗り継いで行く。



 アムステルダム中央駅




 アムステルダム中央駅



 乗車区間の一部はバスによる代行輸送


ヒートホールンには小さな木橋で結ばれた多くの茅葺屋根の農家が点在する美しい村が広
がっていた。

車は入れないので、交通手段は、徒歩と自転車、そしてボートです。レンタル自転車の他
にレンタルボートや遊覧観光船が運河散策をしています。ぼくもボートを借りて自由に運
河を散策したいけど、ボートを借りる時間は無く、かわいらしい家や木の橋を眺めながら
細い道を走り抜けて行く。まるで童話の世界だ~。 




 ヒートホールン (Giethoorn)


水路と庭園の花に囲まれた家々はまるで水に浮かんでいるかのよう。家々の間にはオープ
ンテラスのレストランやカフェが有り、自家用ボートも停泊していて、住民の足になって
いるみたいです。














 茅葺屋根は丁寧に手入れ、美しい姿を保ち、庭も美しいです。


 [拡大] みんな美しい世界を自転車で走って行く

カフェにも小舟の小像、ハイネケンビールで休憩







ヒートホールン 動画




村を抜けると牧草地が広がり、ブーラーケルヴェイデ(Beulakerwijde)湖、ベルテルウェ
イデ(Belterwijde)湖沿いを通って行く。



 

 右:ベルテルウェイデ(Belterwijde)湖


 

 オランダらしいおだやかな田舎の風景の中のサイクリングです





どの駅も昔の面影は無く新品なんです。

 アムステルダムへ途中のAlmere Centrum駅


ヒルトンアムステルダムに戻り、自転車を部屋に置いてから、徒歩で近くのレストランへ
夕食をエンジョイしに出かけた。

 ビールはBrand I.P.A.

 

美しい水郷の里 ヒートホールン(Giethoorn)は、おとぎの世界のようでした。

    戻る