オランダ自転車旅行 【トレンクル】2日目 アムステルダム市街散策(Amsterdam)


 トレンクルで市街散策


部屋からのカナルビューがすてき。運河とアムステルダムの旧市街を見渡しながら、アム
スに来たな。このホテルは周囲がとても穏やかな町並みの閑静な住宅街の中にあり、




ジョンレノンとオノヨーコが泊まったことで有名で、館内には写真が大切に飾ってありま
す。

 平和を訴えるパフォーマンス「ベッドイン」


さすがヒルトン。楽しみの朝食も必要十分な内容で、ワッフル、パン、ジャムやハチミツ
が可愛らしくディスプレイされ、木靴に有る「XXX」マークはアムスのシンボルマークだ
そうです。フルーツ、ヨーグルトなども充実していますね。席に着いてから追加でオムレ
ツをオーダーするとこれがまたすごいボリュームたっぷり。

 

 [木靴を拡大]      右:オーダーしたオムレツはボリュームたっぷり


素晴らしい中庭があってきれいな運河を目の前に時間を過ごせるようになっていて、ヒル
トンマリーナになっています。




 


自転車王国として知られるオランダ。このホテルにもレンタル自転車が有って、宿泊者は
フットブレーキタイプの乗り方とカギのかけ方を教えてもらって出発していく。ぼくもホ
テル近くのフォンデル公園で乗り始めてから、観光スポットの探検サイクリングに出かけ
た。


 宿泊者専用のレンタル自転車



 [拡大] フォンデル公園


サイクリングを楽しむ市民で賑わい、子供たちも気持ちよさそう

トレンクルの巡航速度は19km/h。みんなも同じぐらいのスピードなんです。



 



 ミュージアム広場




 みんなスピードが速くて格好いい


 

 [左拡大] アムステルダム国立美術館の中を通ってダム広場へ




 どの建物も隣の建物と隙間無く、くっついているんです
 



 車は非常に少なく、








 





 運河に水はよどんでいてちょっと茶色っぽい。











 シンゲルの花市


街は放射線状に広がり、市内のいたるところに運河や小さな橋があり、いたるところにた
くさんの、多種類の自転車が駐輪されていた。

交通量が多いのは中央駅周辺だけ。自転車道だけで走れるなんて素晴らしく、人は歩いて
はいけない道だから更に快適にしています。

自転車専用といっても、スクーターや超小型4輪電気自動車も走って来るので注意が必要
ですし、一方通行なので、いきなり左折は出来ず道路を横断する必要が有りますが、車が
非常に少ないのでスムーズです。みんなハンドサインを出してから曲がっています。

箱付き自転車は子供たちを運んだり、荷物を運んだり、多く行き来していた。もし、幼い
頃、母親のこぐこんな特等席に乗せてもらっていたら、どんな感覚で景色が見えていたの
だろうか。日本と違って平らだからこそ重いものや人を乗せて、みんなスイスイと自分の
スピードで快適に移動しています。日本はあちこち坂、自転車専用道にも人が歩いてくる
から箱付き自転車は絶対危険ですね。

日本では、人も多い自転車道での熊鈴タイプのベルは「自転車が来てますよ」って周囲に
知らせてすっごく役だっているので、持って来たんだけど、そもそもアムスの自転車道に
人はいないから全く不要でした。



 

 
 

 
 

 

 2重、3重に駐輪しているところも


 

 

 

 [左拡大]   [右拡大] 


 

 

 自転車道を走る超小型4輪電気自動車は2人乗りでした







 ダム広場

街をぶらぶらしていると、建物の多くのてっぺんにフックが有って、これを使用して荷物
の出し入れをしているところに遭遇、ぼくに手を振ってくれてた。間口が狭いから大きな
荷物は玄関からは困難で、フックにロープをつるして荷物を出し入れする工夫です。

 建物の多くのてっぺんにフックが有ります
 



 アヘレのはね橋

いくつものはね橋を渡り、大きな道路も、船が通過する時、はね橋があがります。






 [拡大]


運河には柵が無い所も有って、酔っていなくても不注意で物を落としたり、誰でも運河に
落ちる可能性が有る。夜も危ないのに、自己管理がしっかりした国なんだ。観光客も自己
責任を持ってくださいと言うことです。

日本で子供が落ちたら行政の責任が厳しく問われるから、全ての運河にフェンスを付けて
変な風景にして、運河の縁に座るなんて出来なくしてしまうだろうな。アムスでは子供の
時に運河に落ちた時の訓練をしているらしいです。





観光客も自転車を乗り回し、運河のクルージングを楽しみ、







 ボートパーティーでしょうか







 アムステルダム中央駅 赤レンガ造りの重厚な建物はまさにオランダの玄関です。



 [拡大] ハウスボート(運河に浮かぶ家)

 


 ハンドサインが現地の基本ルールです。





アムスの港にはたくさんの自転車を積んだバージ(底の平らな船)が停泊し、食料を積み
込んでいるところでした。これがサイクリングパックのバージみたいです。自転車とバー
ジを組み合わせて、自転車を借りてツーリングしている間に、船はその日のゴール先の街
に先回りしてくれて船に泊る手ぶらで走るツアーです。レンタル自転車、荷物の運搬、宿
泊などのフルパッケージが魅力的です。

 

 [左拡大]   [右拡大] バイク&バージツアーも魅力的






アルバートカイプマーケット(Albert Cuyp Market)

アムステルダム最大級の市場とあって、野菜などの食料、洋服や日用品などの品ぞろえの
豊富な露店がひしめき合い、食べものの屋台も多数あり、賑わいを見せていた。通りは長
く、マーケットを散策しながら、アムステルダムの生活を垣間見られて、なかなか楽しか
ったです。







 

 自転車図柄のTシャツやチーズなどいろんな露店がいっぱい。




 あらゆる場所に駐輪スペースが有り、どんな場面でも困らないです




 ヒルトン裏手の運河はアムス中心部の運河と違ってとても綺麗


街中にはEV充電スタンドが有って、テスラの電気自動車タクシーも不安もなく営業車と
して使えるわけで、オランダでは2025年以降は電気自動車以外は販売できなくなるら
しいです。VOLVO(奥の車)とMITSUBISHI(手前の車)が駐車中に充電し
ていた。
 
 [拡大] EV充電スタンド


 

 [左拡大] トレンクルはミラーを左側に、ブレーキシューを新品にしてきた

 [右拡大] ヒルトン宿泊者専用のレンタル自転車


自転車をホテルの部屋に置いてから、夕食を兼ねてトラムで、夜のアムス散策に出かけた
。トラム乗車には現金は不可、運転手に直接乗車券の種類を言って、クレジットカードで
購入し、その後、自分で乗車券を読み取り機にかざすのを忘れずに行います。

今回のオランダ旅行での支払いは全て「Sony Bank WALLET」カードが活躍。地元の人たち
はOV-CHIPカード(日本でいうSuica/Pasmo/Icoca的存在です)なので、スムーズに乗車し
ています。


 トラムでは現金不可


 

 [左拡大] レンブラントの夜警の像がある「レンブラント広場」。奥に、利用している
      宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム」の本社が建つ

 [右拡大] コーヒーショップは珈琲など飲み物と大麻などソフトドラッグを扱っている
      お店。日本の法律ではダメ、日本人は手を出してはダメダメ。


レンブラント広場近くのレストランでオランダ料理の夕食後、ライトアップされた運河、
アムステルダム中央駅などを歩くと、やはり、夜のアムステルダムの外出も外せないです
ね。日本には無い幻想的な夜景スポットがいっぱい。美しい景色や刺激的な雰囲気がいっ
ぱいだ。

 ビールはアムステルビール(Amstel bier)

 




  

 チーズ店内にも「XXX」のアムステルダムシンボルマークが有りました




 ライトアップの運河もいいですよね。






「FEBO」というクロケットの店。オランダに来たら、コレだけは外せないグルメのクロケッ
トです。自動販売機のようなシステムでアツアツを買うと、中身は濃厚なクリーム状で美
味しそうなのに日本のコロッケとは味も感触もだいぶ違います。

 

 自動販売機でクロケットを販売しています。俵型のコロッケですね。


 飾り窓地区では遠巻きに写真を一枚だけ

 中央駅へ


アムステルダム中央駅は美しくライトアップがされ、駅手前側の聖ニコラス教会も美しく
ライトアップされ、運河にはこれらのライトアップが美しく反射していた。




 ライトアップのアムステルダム中央駅も美しい




 

 

 左:中央駅構内  右:中央駅前のトラム乗り場






 聖ニコラス教会




 音楽を鳴らしながら夜のローラースケーターたちも気持ち良さそう。車道もスケーター
 たちに開放しているのかな。


観光客はとても多いのに、日本人はいないんです。トレンクルについて3人に声を掛けら
れました。

自転車が街へ溶け込んだ芸術の街アムステルダムを自転車で走った。トラムなんかに乗っ
てる場合じゃない。運河沿いを駆け抜け、観光地を巡り、最高に快適に移動できます。自
転車カルチャーショックの一日でした。

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