スイス・アルプス・ハイキング旅行 2004.7
6日目:マッターホルン北壁展望ハイキング
( ロイカーバート→ツェルマット→クライン・マッターホルン展望台
→マッターホルン北壁展望ハイキング→ツェルマットに戻る)
ロイカーバート ↓ ツェルマット ↓ ↑ ハイキング |
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ロイカーバートの朝はきれいな青空が広がり、左上にロープウェイゲンミ峠駅の白い建物
が見えた。先人たちのように歩道を歩いて下れるみたいだけど、どんな風景が見下せるん
だろう?。
バスでロイカーバート→ツェルマットへ
ツアーリーダー
マッターホルンの姿を実際にこの目で見られるかどうかは運次第。まあ、なんと、好天に
恵まれたみたい。
大型バスで入れるのはここまで。2台のタクシーに分乗し、街に入る手前でスーツケース
はホテルの電気自動車に預け、私たちは街の中心まで歩いてクライン・マッターホルン展
望台行き乗り場へ。マッターホルンが顔を出してきた。
スーツケースは宿泊するホテル モンテ・ローザの電気自動車へ
マッターホルンのふもとの町ツェルマットは小さいけれど繁華街のショーウィンドーには
良い品物が並び、ブランドショップ が並び、愛らしいたたずまい。交通機関は電気自動
車と馬車だけだ。
ツェルマットの繁華街
COOPで昼食用にサンドイッチを買った 右: チュードル(TUDOR)の腕時計
交通機関は電気自動車と馬車だけだ [左拡大] 自転車置き場 [右拡大]
[左拡大] [右拡大] 愛らしい雰囲気の町を歩いた
[拡大] ついにその雄姿が
クライン・マッターホルン展望台行き乗り場に行くと、OMEGAは12時を示し、ガラ
スの壁面にはマッターホルンが美しく反射していた。
クライン・マッターホルン行きのチケット
【1】→【4】クライン・マッターホルン展望台へ 【1】ツェルマット 【2】フーリ (【5】シュヴアルツゼー) 【3】トロッケナーシュテック 【4】クライン・マッターホルン山頂駅 |
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フーリ駅でロープウェイを乗り継いで標高2329mのトロッケナーシュテックへ。さら
にロープウェイでクライン・マッターホルン山頂駅(3820m)、エレベータで展望台
へ。
想像していた風景が近づいて来る
クライン・マッターホルン展望台(3883m)はロープウェイで上がれるヨーロッパの
最高地点。富士山よりも高く、ここからみるマッターホルンはただ壮大な岩の塊で、スマ
ートな鋭さはあまりないけど、360度パノラマで氷河の雪原に取り囲まれた島のような
ピークに立っている感覚は正に素晴らしい。
[左拡大] [右拡大]
町からとは別の山みたいなマッターホルンを眺めた 望遠鏡の方向だ
ブライトホルンはすぐ近く
クライン・マッターホルン展望台(マッターホルン側)
クライン・マッターホルン展望台(上の写真の反対側) 目と鼻の先はイタリアだ
山頂駅からハイキングのスタート地点シュヴアルツゼー駅で途中下車。ここはマッターホ
ルンの腰にあたる台地で、ヘルンリ山稜の岩稜ルートが始まり、ヘルンリ小屋が見え、真
上にマッターホルンの頂きがある。
マッターホルン北壁展望ハイキング 【2】フーリ(エンド) ↑ 【5】シュヴアルツゼー(スタート) |
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マッターホルン登頂するならここのシュヴアルツゼーからみたい
ヘルンリ小屋は鳥の巣のように小さく見え、いつかマッターホルン登頂の取り付きのこの
小屋まで足を伸ばしヴァリス山脈の景色や鋭い頂きを真上に見たいです。
ヘルンリ小屋
マッターホルンの北壁を眺めながら台地を北西に向かって進むと、徐々に姿を変えさまざ
まな表情になった。標高2200mの地点でシュターフェルの山小屋風レストランに出た
。快適なハイキング道からは、ツムット氷河が見え、展望台とは違い、マッターホルンの
鋭い頂きがアゴが痛くなるような真上にそびえていた。
マッターホルン北壁展望ハイキング
右:標高2200mの地点のシュターフェルの山小屋風レストラン
ツェルマットまで歩きたいけど、フーリからロープウェイでツェルマットへ下った
フーリ駅
ホテルはモンテ・ローザ。19世紀以来の歴史をもち、マッターホルンの初登頂を成し遂
げたウィンパーが泊まったというホテル。彼のレリーフが壁に埋め込まれていて、ここの
伝統のあるメインダイニングで夕食、中は古いですがとくに雰囲気がいいですね。
メインダイニングで夕食(ホテルでもらった案内書)
ホテル モンテ・ローザ
いいお天気に感謝の一日でした。
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