イタリア トスカーナ Italiana Toscana 

7日目 シエナ散策 2014.9.22




いよいよ最終日、車はキャンティ地方へ向けて出発した。ブドウ畑やオリーブ畑が広がる
気持ちのいい高原を抜けて行く。フィレンツェの風景はよいというわけではないので今日
はトスカーナの香りを感じながら美しい風景の中を車は進んで行きます。

 トスカーナの香りを感じる風景を抜けて行く


途中のラッダ イン キャンティという村を散策すると、サイクリストがたち寄るお店があ
ってウェアが豊富、やっぱり自転車の国なんですね。アメリカからのサイクリングツアー
グループも来ていて、この風景の中をはやっぱり自転車で走ってみたかったです。


  ラッダ イン キャンティ、ヴォルパイア

 

 ラッダ イン キャンティ


 

  [右拡大]


 

 アメリカからのサイクリングツアーグループが来ていました。


ヴォルパイア村のカステッロ・ディ・ヴォルパイア (Castello di Volpaia)と言うワイ
ナリーへ穏やかな丘陵地帯に広がるブドウ畑やオリーブ畑の高原を車は進んでいくと、サ
イクリストやハイカーたちが来ていて楽しそうです。

 

 ハイキングはまたの機会ですね


カステッロ・ディ・ヴォルパイア (Castello di Volpaia)はシャトーのワイナリーです。

 


きれいなおねえさんの案内でワイナリーツアーです。一見すると、中世の建物ですが、内
部にはさまざまな最新設備が有って、温度管理装置の付いた発酵槽で醸造されていていま
した。Volpaiaでは オリーブオイル も生産しているそうです。

  

 

 オリーブをつぶして絞る機械です


 デザートワイン用のブドウ

乾燥させてデザートワインを作るブドウだそうです。床に落ちていたブドウを口に含んで
みたら極甘でした。


ワイナリーツアーの後はスーパートスカーナ、リセルバなど4種のワインティスティング
。パンとチーズでワインそのものをじっくり味わい、オリーブオイルも味わってお腹がふ
くれてしまいました。

 

   テイスティングした4種はこちら 左から

 ①Prelius Vermentino 2010 
  プレリウス ヴェルメンティーノ

 ②Chianti Classico 2011
  キャンティ・クラシコ

 ③Coltassala 2010
  コルタッサーラ

 ④Balifico 2009
  バリフィコ
 


ランチはワイナリーすぐ横のレストランでなんです。ティスティングしたばかりなのに、
イタリアの美味しい料理につられて、またワインとビールです。


 

 テーブルの向こうにはブドウ畑とオリーブ畑が広がっていて美しいです。


 BIRRA MORETTI(モレッティ ビール)


城壁に囲まれた都市シエナを歩いた。古いレンガ造りの家並み、曲がりくねった細い石畳
の道を歩くと中世の時代に来たみたい。

 

 左:私たちの白い車


 

中世の建物に囲まれたカンポ広場は緩やかな傾斜が付き変わった形をしていて、観光客は
地面に直接座ったりして思い思いに過ごしていた。歴史を刻んだとっておきの広場ですね。


 ドゥオモ付属美術館の展望テラスに上ると



トスカーナの丘陵が広がり、眼下にはものすごい密集度の美しいシエナの街並みが広がっ
ていた。


 

 

 ドゥオモ内部の大理石の床装飾が素晴らし過ぎます


 

 フィレンツェに戻って、夕食はこちら


デザートのビスコッティ(イタリアの固焼きビスケット)をデザートワインに浸すと、ワイ
ンの香りがふわ~と広がり、生地にワインが浸みていく。デザートワインは濃厚な甘味な
んです。

明日は帰国日、これで楽しかったサイクリングツアーも終わってしまうのか、と思ってい
たら、エールフランスがストを延期していて明日予定していたフライトも欠航することに
なってしまいました。再びエールフランスからルフトハンザへ変更となり、出発時間も朝
から昼となって、明日のAM中はフリータイムとなりました。

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