2006.5.八丁湯1 (山王峠)

奥鬼怒温泉の八丁湯(はっちょうのゆ)にトレンクルで行ってきた。女夫淵から、時々か
ついでたどり着いた
湯で、ぼくは生き返った思いがした。


光徳牧場〜山王峠〜女夫淵温泉八丁湯

トレンクルに水と工具を入れるリアバッグを付け、スタンドも取り付けた。リアキャリア
を付けたいけど、小さくて良いのがなかなか無いので、オーストリッチの小径車用のリア
バッグを取り付けました。特注も考えたけど、バッグなら重量も増えないのでしばらくこ
れにしよう。

スタンドはノーマルトレンクル用のものを加工して付けた。今回の自転車旅行で両方取り
付けておいて、とても助かりました。重い水を背負わなくて、自転車をいつでも立てて停
められて写真が楽しく撮れたもの。

さて、日光駅からバスに乗り光徳牧場まで行こうとバス停に来ると、今日は天気が良いの
で、乗客はとても多く、臨時バスも出ている。湯元行きのバスは全てが二人がけシートだ
から、こんな時に自転車を持ち込むのは気が引ける。どうしようかと思っいながも思い切
って座席の足下にトレンクルを置いて、席に着いた。自分は非常に窮屈となるけど、隣に
も座れて二人掛けOKだ。これがトレンクルなんだ。

光徳牧場から美しい若葉の奥鬼怒林道を、男体山を横に見ながら上がって行く。山王峠を
過ぎると左に涸沼が見え、やがて視界が開けて、これからずっと下って行く道が見えてき
た。大きな景色だ。

奥鬼怒林道光徳側入口[拡大]



 山王峠(林道)

 ハイキングコースの山王峠





川俣湖

女夫淵からは許可車用の砂利の林道を行くか、ハイキングコース奥鬼怒歩道を歩くかだ。
自転車だから林道を進んでみたけど、とてもたいへんだ。砂利道であり、上りが続き、ト
レンクルでは太刀打ちできない林道だ。小径車だから押して進んでみるものの苦しい。



 女夫淵 ここからさきは許可車用の砂利の林道

予約の電話の時、自転車で行くことを心配してくれて、手を挙げれば、送迎車を停めるか
らと言ってくれていたので、安心感はあるけど、やはりこの林道はつらい。歩き初めに見
た案内板の「林道歩き2時間、ハイキングコース1時間」を思い出した。

そうか、歩道なら1時間だったんだ。トレンクルをかついで、歩道を行ってみよう。

押して歩いて来た林道をまた戻ってハイキングコースへ入った。石がゴロゴロしている所
もトレンクルは押すより担いだこうが楽だ。サドルの先端を肩に掛けるとヤジロベェみた
くバランスが取れて、右手でフレーム、左手で前かがみにしたハンドルを持てば、安定度
バッチリだ。トレンクルはこんなに担ぎやすいんだ。知らなかった。軽いから、鬼怒川沿
いのハイキングコース奥鬼怒歩道は橋があっても、坂があっても楽しい。これがトレンク
ルなんだ。



奥鬼怒歩道


八丁湯が見えてきた。滝を見ながら、温泉に浸かると今日の疲れがみんな取れていく。今
日はトレンクルにしてきて良かった。

八丁湯

   戻る